【鎌倉 粥茶屋写楽】心安らぐ風流なる古都鎌倉の居酒屋
鶴岡八幡宮にお参りする度に訪れる居酒屋があります。
粥茶屋写楽と言い一番近くの駅は湘南モノレール湘南深沢駅から徒歩20分。
後はタクシーかバスで行くしかない店。
今回初めてバスを利用してみた。
梶原口まで15分。そこからは歩いて5分もかからない。
今晩は。
ここではあまり大きな声を上げたりすいませーん!などと注文したりするのは無粋と言うもの。
慌てなくても店主は全ての席の状態を把握しているので注文を取りにくるのを大人しく待っているのが粋です。
「おや?今日は和服では無いのですね?」
ははは、すいません。
今年も参りました。
これはお通しですね。何の煮凝りだろう?
カレイ…いやヒラメにタラとかのニュアンスも感じるから複数のアラで作ったものかな?
ゼラチン質がねっとりして旨い。
ハーフ&ハーフをグラスでいただきしばし和む。
牡蠣豆腐のいしり鍋ください。
これは文字通り牡蠣豆腐でいしり…しょっつる、魚醤で味付けしたものですね。
あー、これは凄いなあ。
豆腐も良い品質のものなのでしょう。
絹ごしなのだろうけどしまった凝縮された大豆の旨みを感じます。
そこにふっくらした牡蠣。
いしりは複雑な旨みを持ち臭みなどは一切ありません。
そして新春に必ず注文するのは鴨と葱の焼き物。
どうです?
この艶やかな色!脂身が甘く濃厚です。
合鴨だと思われますが濃すぎないゆったりとした優しい味です。
脂を吸った葱がまた甘くて…
「関東最強居酒屋になってしまったようで」
ふふふ、姉妹ブログのコチラのエントリを見てくださっているらしい。
「こちらはプレゼント」
天狗舞 中三郎 大吟醸生酒をごちそうに。
旨い酒は結構飲んでいる自負がありますけどこうした凄い酒ってのはそうあるものではありません。
ありがたく頂戴いたします。
「また来年のお越しをお待ちしています」
ああ、また言われてしまった。
いやいや今年こそね正月以外で来ようと思っているのですよ。
鎌倉あたりに宿を取って深夜までじっくりとここで一杯やってみたい。
■鎌倉 粥茶屋写楽
神奈川県鎌倉市常盤330-1
0467-32-1904
営業時間:午後7時30分~翌朝午前4時。
定休日:年中無休
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