【笹塚の絶品シシリア料理無二路(むにろ)シェフのスペシャルディナー】
シシリア料理無二路
京王線笹塚駅からも下北沢駅からもちょっと距離があり、井の頭通り沿いにあるので「ちょいとふらりと入ってしまいました」的なお店ではありません。
サイトによると
無二路とは、禅で言う「古今無二路 (ここんにろなし)」という言葉からとった店名で、やり方は違っても賢者の行く道は、今も昔もひとつであるという意味。私達の店には、いわゆる普通の「イタリア料理」はありません。世界でただ一つだけの、無二路のシシリア料理をお届けします。
シェフ嵯峨山が思いっきり腕を振るう「夏の嵯峨山シェフ・スペシャル」があるとkisshさんよりお誘いがあった。
まずはこちら
トマトの冷製スープ
トマトの味の濃さと言ったら…
ああ太陽の味がします。
カクテルグラスでは無く丼一杯にいただきたい…
■前菜盛り合わせ
正面手前から時計周りにタコと白いんげん豆の煮込み、スモークサーモン、玉ネギとトマト(かなりスパイシーな味)の煮込み、子羊のつくね(!?)、ズッキーニのローストと麦?蕎麦?の煮込みつけ合わせ、カポナータ。
※メニューはうろ覚えなのでご一緒された方々のblogを見て補則修正いたします。
どれも繊細かつ上品な味付けです。
中央にあるオレンジがまた嬉しい。
■生ウニのパスタ
皆で何だろね?何だろね?と騒いでいた一品。
ウニ?いやアンキモ?フォワグラじゃないしな…白子っぽいニュアンスあるし、この味とコクはナッツを砕いて粉末に…
カラスミだよカラスミ!!
答えはウニとトマト、ニンニク、唐辛子でありました。
濃厚だけどさらっと口の中でとろけます。
白ワインと合わせると幸せが倍増です。
残ったソースはきちんとパンでいただきます。
■ピーチ(極太パスタ)と酵素豚のラグー
ピーチ(PITI)とはトスカーナで昔から食べられているもので、手延べうどんのようなパスタです。
それに佐賀県産酵素豚(抗生物質に頼らない活性酵素によって育てられた豚)のラグーがかかっております。
もちもちとした食感のピーチに豚のラグーの組み合わせは香りもコクも絶品なのですが、これまたさらりといただけてしまいます。
この時期これだけ濃厚なものをいただくと胃も口も飽きて疲れて来てしまうもの。
それはさっぱりとした食後感にしてしまう嵯峨山シェフの力量は素晴らしいし凄い配慮。
■ウサギのロースト
ああ、香草の良い香りが素晴らしい…
鶏肉と豚肉の中間のような食感と味。
出席者の中には初めてウサギを召し上がられる方もおり「う~うさこが…」「あああ…」などと言ってはいたものの一口食べれば
旨い!
香草類の香りは素晴らしいものだけど、決して主張を強いるものでは無く肉の旨みを引き出す役割をきちんとしております。
中心にアーティーチョークが詰められており、滋味溢れる苦味が美味しい。
肝臓、腎臓機能も高めてくれるそうです。
グレープフルーツのプリンなど食材の配合、温度などにずいぶんと苦心された意欲作や、お米のプディングなど最高だ。
最後に嵯峨山シェフが登場
参加者からの質問攻めにも丁寧に答える。
静かなる闘志と確固たるスキルの持ち主だけが持つ雰囲気が彼を大きく見せる。
この素晴らしい会も今回で3回目。
次回は11月頃だとか。
kisshさん始め皆様に感謝いたします。
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