【やまけんの食い倒れ日記オフ会in富士宮】に参加した!
敬愛すべき農産物流通・ITコンサルタントかつ食い倒れ党・党首である山本謙治氏のblog、やまけんの食い倒れ日記のオフ会が22日に開催された。
静岡県富士宮市朝霧高原にあるまかいの牧場である。
今まで数回行われているやまけんオフ会ですが今回はスタッフ合わせて200名超の大イベントとなりました。
これは凄いことですよ。
動員とかでは無くて志を同じくする人々が各地から静岡に集合するのです。
やまけんさんの人柄・実力の程がうかがえますね。
さて、まずは乾杯
今回の趣旨は食いしん坊が単に集まって飲み食いするのでは無くて[B級グルメの王国「富士宮」を食い尽くしてもらい、食を通じての交流、富士宮市の食文化の情報発信を図る]と言うことなのですね。
だから会費を払い、もてなす側ともてなされる側が同等の立場で上記の目的を考える会であるのです。
俺は客だ!!
と威張り散らすツアーでは無いのです。
と言う訳でまず最初は富士宮の新鮮なミルク(当然低温殺菌乳)と生クリームでバター作りです。
牛乳1、生クリーム1の割合で混ぜたものを容器に入れてカシャカシャ5分振ると
おお、なんか固まりが出来ている。
水分はいわばスキムミルクである。
脱脂ですからね。
そいつを飲み干すとバターの完成です。
何も添加していない出来立てほやほやの無塩バターをふかしたさつま芋に付けていただく。
旨し!
料理が出来たようです。
早速取りに行きます。
左からLYB豚(ルイビトン)!
あまりにも素晴らしいこの肉の物語はリンク先を読んでみてください。
お次はなんと駿河シャモで作った親子丼。
青木養鶏場のものです。
塩で焼いたものが隣にあります。
適度な弾力と野趣溢れた味わいがたまりません。
最初から最後まで長蛇の列でありました。
親子丼旨すぎです。
甘めのタレがこれまた…
分かりますでしょうか?
肉は半分生なんですよ。
間違い無く今まで食べて来た中でNo.1です。
LYB豚(ルイビトン)です。
L=ランドレース
Y=ヨークシャー
B=バークシャー
美味しいところ総取りです。
塩コショウだけなのですが脂身が甘いのです。
単に新鮮なだけでは無い熟成された肉のうま味が広がります。
富士宮が世界の誇る富士宮焼きそばです。
オタフクソースは使用していないのですが何故か前掛けが…
水分が少ない麺に肉かす(ラードを取ったあとの肉)を混ぜ上から魚粉(カツオ節では無い)をかけます。
もちもちとした食感は何かに似ているのだ…
そうこの麺はイタリアンに酷似しております。
これを使えばイタリアンの再現が出来るのでは?と密かに考えております。
ああ、軍鶏のレバーです。
臭みは全く無いのはもちろんのこと歯ごたえが素晴らしいです。
この焼き鳥で燗酒を浴びるように飲みたい。
虹鱒・富士レインボーの塩焼きです。
くぬぎ養鱒場のものです。
川魚大好きなので大変嬉しい。
刺身とイクラも用意されていたのですが食べそこねました。
当オフ会の主催者であるやまけん氏。
いやああいい顔しています。
いろいろと考えさせられるイベントであった。
こうした安全で美味しいものを作られている生産者の方々は大変な努力をされております。
職人のカンであったり最先端の科学や技術であったりします。
我々消費者は安い・すぐに手に入る・いつでも買える!
こんなコトに重きを置いていすぎやしないだろうか?
その結果として
薬漬けの野菜や魚・肉を食べることになるのです。
全ての物事はトレードオフです。
安全で美味しい食べ物にはそれなりのお金がかかります。
お金=価値であります。
美味しくて安全・健康的な食べ物をこれからも食べられるように買い支えることが我々の出来る第1歩であると強く確信したイベントでありました。
追記
やまけんblogでお馴染みの顔があそこにもここにも…
おおおっ、あの集団がいる!!おーーーお料理×××ではないですか!!
築地王様も参加だ!
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