【モンゴル料理・シリンゴル】巣鴨でいただく素朴で滋味深い羊料理
会社が文京区春日にあるためその周辺で食事をする機会が増えた。
今夜は巣鴨から徒歩8分の静かな住宅街にあるモンゴル料理店に行った。
10年以上前に中央線沿線で食べたのが最後だったか。
なかなかオシャレな外観。
壁には伝統的なモンゴルの絵が飾ってあります。
ふーん朝青龍の写真とかは無いんだ。
何を頼もうか?
オススメは?と聞くとコースがお得だとのこと。
よしじゃあ3,000円のやつね。
まずはミルクティーである。
スーテーツァイと言います。
これには砂糖は入れず塩で味付けがしてある。
モンゴル人の食生活は1日1食で朝と昼はこのお茶を飲むだけである。
粟を炒ったものとか中国料理の油条(おかゆに入れる揚げパンみたいなやつ)に似たものを入れて食べるそうです。
おっ、これは旨いなあ。
塩味のお茶は発酵系の紅茶なのだろうかミルクもたっぷりで身体が温まります。
こちらは前菜
見ての通り中華料理の影響が非常に濃いとのこと。
最後のものはジャガイモ料理です。
あっさりとしており美味しい。
油をそんなに使用していないのであっさりとしています。
バンシ(茹で餃子)
ネパール料理のモモと呼ばれる蒸し餃子にそっくりではあるがモモほどスパイシーでは無い。
羊のひき肉には臭みは全くありません。
シリンゴルサンド (原題は何だったっけ?)
モンゴル版クレープに食材を巻いていただきます。
手前は春雨状のもの。
スクランブルエッグや羊肉にネギ、キュウリを一緒にして「甘味噌」を付けて食べるところは北京ダックそっくり。
ポーズ(蒸し餃子)です。
これは見た目も味も中華ですね。
そもそも餃子の類は羊肉がルーツだそうです。
食べ方は中国黒酢を付けていただくとあっさりとした中にも濃厚な羊のひき肉の味がじわりと染み出し美味しいです。
メインのチョンサンマハ(塩茹で羊肉)です。
塩で茹でただけ?
全く臭みはありません。
ほろほろと骨から離れる羊肉はかみ締めると濃厚な肉汁が口中に広がります。
滋味溢れる味はまさに大陸の味。
甘みすら感じさせる羊肉は温かいうちに食べよう。
冷えると脂分が固まってしまうからね。
こちらも中国黒酢を付けていただきます。
遊牧民になるワタクシ。
アジア人特有のメニュー仕立てなのでしょうか?
締めは麺類です。
うどんよりもコシのある羊ベースの出汁で食べるものです。
キュウリ入りなんだ!
羊肉が入っていますがあっさり塩味です。
ふぅ~食べた食べた!
えっ?デザート?
揚げパンにコンデンスミルクをかけたものがコース最後の料理となります。
えーとこれは見たまんまの味ですね。
飲み物はチンギスハンと言うビールとわずかなアルコール度数のヨーグルトドリンクをいただいて5,000円もしません。
早い時間にはモンゴルの伝統的楽器である馬頭琴の演奏もあるそうだ。
同じアジア人(ウラル・アルタイ語族)としてどことなく懐かしさすら感じさせるモンゴル料理。
なかなか巣鴨は奥深いかも。
お腹いっぱい食べました。
歩いてダイエットに励みましょう。
1駅前ダイエットなんてのもあるしな。
■モンゴル料理 シリンゴル
〒112-0011 東京都文京区千石4-11-9
電話 03-5978-3837
営業時間 18:00~22:30(年中無休)
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